Keio Agency Recruit 2025

ENTRY
menu

チーム 高尾山

ハウスエージェンシーならではの価値再発見。

ハウスエージェンシーならではの
価値再発見。

京王電鉄 高尾山誘致広告

京王エージェンシーが担当するクライアントのうち、親会社である京王電鉄の広告。これまでの企業ブランドイメージの向上にプラスして、高尾山への旅客誘致の強化にポイントをおいた広報展開が求められた。ハウスエージェンシーだからこそ見つけられた高尾山の価値とは。

このプロジェクトチームに
「チーム名」をつけるとしたら?

“Mountain climbing”

グループPR部
課長

グループPR部

企画制作部
クリエイティブチーム
クリエイティブディレクター

足で見つける高尾山の良さ

井出

このプロジェクトが始まったのは2020年。ちょうどコロナウイルス感染拡大によって、社会的なダメージが表れた頃でした。社会的に通勤や外出が減った影響により、乗降客数が減ってしまいました。それを受け、京王電鉄最大のコンテンツである、高尾山の旅客誘致強化にポイントをおいた広報展開の依頼を受けました。

藤井

まず、チームで高尾山のいいところは何かブレストをしました。高尾山はいろいろな楽しみ方のできる山なので、ターゲットを絞らず多くの人に刺さり、誰もが共感できる切り口を探す中で、新緑や紅葉の季節はいいのですが、冬はやはり閑散としているので、なんとか来てもらえる策はないかと苦心しました。

江尻

そうですね。藤井さんの言ったように京王電鉄の担当になって長いこともあり、仕事で通算200回以上は高尾山に登っているんです。その実体験を思い起こしながらみんなで話して、気付いたことがありました。冬は閑散としているんですが、空気が澄んでいて、眺望が一番素晴らしい季節なんです。都心から気軽に行けて、どんな人でも受け入れてくれ、しかも春夏秋冬どの季節も捨てがたい、そんな魅力を伝えたいと思いました。

困難を乗り越え形にする、
思いとチーム力

江尻

この高尾山の魅力をキャッチコピーにしたものが「ベストシーズンは、春夏秋冬です。高尾山」。TV-CMでは、四季折々で違った魅力を見せる高尾山の姿を切り取るわけですが、限られた時間の中でタレントさんのスケジュールを調整しつつ、自然の景色から電車のシーンまで、数多くのカットをどうやって撮影するかという大きな問題がありましたが、めげずにチャレンジしました。

井出

これには本当に頭を悩ませました。高尾山の地元の方、天気など調整ごとが盛り沢山。山道ですから機材を運ぶのも一苦労です。詳しくはここに書けませんが、クライアントの皆さんが私たちのアイデアを尊重くださり、難易度の高いクリエイティブの実現に向けて、ひとつのチームとなって困難な撮影を終え、なんとか完成まで漕ぎ着けました。私たちもこの企画にとても自信がありましたし、なんとしても高尾山の魅力をもう一度ユーザーの皆さんに伝えたい、という強い思いも後押しになりました。

藤井

企画の制作に当たっては、多くのパートナー会社さんが協力してくれますが、中には一度も高尾山に行ったことがない人もいました。当時、私は週に2回くらい高尾山に行っていたので、その季節ならではの景色や賑わっている様子などを写真に撮って、企画検討の打ち合わせのたびに最新情報を共有するようにしました。よりリアルに、タイムリーに高尾山の状況を感じてもらえるように工夫していました。

ハウスエージェンシー
ならではのやりがい

井出

今回のプロジェクトを振り返ってみて、これまでのイメージ寄りの企業広告から、販促に寄せた企画に大きく方向転換できたのは、これまで京王電鉄とともに腰を据えて長く積み重ねてきた知見があってこそです。ハウスエージェンシーならではの力が発揮できた、うちらしい仕事だと思っています。

藤井

広告放映・掲出後に広告調査も行ったのですが、「行ってみたい」と答えた方が多い結果となりました。また、高尾山への来山が少ないとされている若年層にも好反応だったことがわかりました。

江尻

嬉しいことに高尾山の地元の方や沿線の方からも「CMがキレイだった」とお褒めの言葉をいただき、地域に貢献できたことが、ハウスエージェンシーとしてとても達成感があります。登山のようにゴールまでの道のりは、山あり谷ありで厳しいものですが、辿り着いた時のこの感動をまた味わうべく、チームでさらに良い企画を生み出していきたいと思っています。

ENTRY

エントリーはこちら

マイナビ2025